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地図をつくらない

余生というにはみじかく、夏休みにしては長い

にゃんともかんとも

寝れぬ。

メロスなら憤怒である。

それくらい寝れぬのであった。

17時間ほど粘っているあいだにポケット瓶2本はのんだというのに、のみ方が悪いのか、本を読みすぎたか。目も頭も身体もそれなりに疲弊しているくせ、眠りのバス停前でずっと待ちぼうけだ。結局ライフが開くまでまんじりともせず、せっかくだから酒を買いに行ったら年齢確認をされた。解せぬ。解せぬままチューハイをのむ。最近はストロング・ゼロというのを贔屓にしている。9%なので焼酎やウィスキーの前座には勝手がいい。

 

歌野晶午「密室殺人ゲーム2.0」読了。どさくさまぎれで平松洋子も一冊ほぼ読了。こちらはまあ、なんというか、なんともいえないかんじだ。レシピ本だもの。

で、「密室~」だけれども、よくよくみたら前編(なのか第一作なのか、関連の有無や程度は判然としない。解説にややふれてあったがネタバレっぽいので薄目でとばした)があるという。むずかしい。こうなると単体で評価しづらい。ぼくはいちおう、そういうところだけは作者視点というか、発信側目線というか、に寄り添いたくなってしまうのだ(もちろん、確認していないだけで「どこから読んでもかまいませんよーあはは」という可能性もある)。うーんむずかしい。とりあえず措いておこう。

しかし、新本格ミステリというくくりの適用範囲、またその定義は純文学のそれ以上にとてもデリケートだなあ、ともあらためておもったのであった。作中、いかにも新本格「らしい」叙述(トリックではない)なんかもあって、そこは好意的に笑えたのだけれど。

 

いまは舞城王太郎煙か土か食い物」を読みだしている。40ページほどだが、わりといいかんじだ。オーケー、このままでいこうぜ。そういうテンション。嶺北嶺南とわず、福井出身の物書きはふしぎとわりに肌に合うのだ。テンション・ノット・アテンション。

 

そんな皮膚感覚も、ぼく自身の不連続性も、不可思議な年齢確認も、いざそのこころを説明せよといわれれば、にゃんともかんともいえないのだけれど。