地図をつくらない

余生というにはみじかく、夏休みにしては長い

8月16日

朝5時。きのう実家で持たせてもらったちらし寿司を食べる。ずいぶん濃い色(ほぼ茶)の甘い酢飯(じゃことみじん切りの煮含めた椎茸入り)のうえに海苔と錦糸卵。さらに茹でてひとくちの大きさに切った海老とイカ。木の芽。紅生姜。よくよく考えるとよそではお目にかかったことがないが、自分ではこれがふつうだとおもっていたからおかしなものだ。生魚がなく、味濃いのは京都らしいというより、盛夏につくって食べるからだろう。

二階堂黎人「悪魔のラビリンス」を読み進むも、まさかの大落丁。具体的には、230ページあたりからごそっと抜けていて次が260ページ。しかし頁をめくるとまた先のほうにもふたたび260ページ以降がある。つまり、一冊のなかに260~290ページが二回ある。意気消沈。乾くるみJの神話」を1/4ほど読んで寝る。

 

18時ごろ起床。風呂。コンビニに行こうとしたら送り火の時間が近かったか、コンビニに入店するためにはまず店外から行列するしかないという奇妙な状況。諦めて元来た道を戻りスーパー。チューハイ、いいちこ、ウーロン茶、トイレットペーパー。ここはハイライト・メンソールを置いていないのでマルボロ・ライト・メンソールを買う。

帰路、ゲリラ豪雨。傘は持って出たものの、あまり意味がない。

 

豚肉とホウレンソウと椎茸をウェイパーとゴマ油で炒める。チューハイをのむ。

出来合いの惣菜のほうがちゃんとしているに決まっているが、自分でつくったものはなんであれ、いくらか身体にいいような気がするからふしぎだ。